中部地区予選2020

さて、同日に行われた3つの地区予選、最後の一つ。 中部地区予選。   関連記事:ヨークシャー地区予選2020      スコットランド予選   ここの実力バンドはGUS(ガス)とデスフォード。 と言っても最近はGUSが優勢。   2010年からのここ10回の優勝はGUSが7回、デスフォードが2回、ジャガー・ランドローヴァーが1回。   去年はデスフォードが5連覇中のGUSを止めて2012年以来の優勝。 しかし決勝では上位4つに入ることが正直言うと稀な中部地区勢、去年もシード権を得るバンドが無かったので、今回も上位2つのみが決勝へ。   さて、クジ引きによる演奏順はこちら。 1.…

スコットランド予選2020

ヨークシャー地区と同日に行われたのが、スコットランド予選と中部地区予選。   関連記事:北西地区予選2020      ウェールズ予選2020      ヨークシャー地区予選2020   地区予選のルール再掲。読み飛ばしても良いよ! 1.…

2020年のヨーロピアン、中止が決定

今年の4月〜5月にかけてリトアニアのパランガにて行われる予定だったヨーロピアン・ブラスバンド選手権。 中止が決定しました。 悲しい。 一大イベントで、これのために�…
, ,

プライドとは何のためにあるのか:フェアリーバンドの一斉退団に対して思うこと

  さて、地区予選の真っ最中ですが、ちょっと不穏な出来事があったのでこちらを先にします。   先日の北西地区予選にて2位を取り決勝へ進んだフェアリー・バンド。 しかし一昨日10日、音楽監督であるギャリー・カットの辞任が発表されました。 https://www.4barsrest.com/news/39092/cutt-resigns-from-fairey   この時期に!?と驚いたのもあるんですが…この記事、何かおかしいんですよ。   普通こういう記事って、退団する人とバンドの両方のコメントがあるんです。 で、大抵は退団する人は「素晴らしい〇年だった」とか、バンドは「素晴らしい指揮者と過ごせて最高だった」とか書いてるんですけど…この記事、指揮者側、ギャリー・カットのコメントしかない。   ということは、この記事はフェアリー・バンドが出したものではなく、ギャリー・カット個人が出した記事。   しかも、書いてある内容が不穏。 「…but…

ヨークシャー地区予選2020

関連記事:北西地区予選2020      ウェールズ予選2020   さて、2つの地区予選が終わって、今回は同日に3つの予選がありました。 ・ヨークシャー地区 ・中部地区 ・スコットランド   ヨークシャー地区。 「一番の激戦区」と呼ばれ、有力バンドが多数存在します。 ブラックダイク、ブリッグハウス、グライムソープ、カールトンメイン、ロスウェル…。   ここ数年はブラックダイクとブリッグハウスの2つが決勝で4位以内に入る事が多く、その恩恵を受けた他バンドが入れ代わり立ち代わりで決勝へ進んでいます。だからそこまで激戦区でもない。   去年もブラックダイク、ブリッグハウス共に決勝で4位以内に入り、シード権を持っています。 よって今年はその2つ+他2つの計4バンドが決勝へ進出。   ちなみに当日朝にクジ引きによって決まる演奏順がこちら。 1.…

ウェールズ予選2020

  さて、北西地区から始まった全英選手権のための予選。 関連記事:北西地区予選2020 今回はイングランドの国境を越えてウェールズへ。   この地区の有力バンドは2つ。 現在世界ランキング1位、しかも2位をトリプル・スコアでぶっちぎっている王者、コーリー・バンド。 そしてもう一つ、イアン・ポートハウスが長年率いるトリディーガー・タウン・バンド。   2000年以降のウェールズ予選20回中の優勝バンドはコーリーが14回、トリディーガーが5回。 しかしここ5年のみをみればコーリー3回、トリディーガーが2回優勝とお互いしのぎを削っています。   昨年はトリディーガーが優勝したので、コーリーが奪還かトリディーガーが連覇か、それとも他のバンドが割って入ってくるか。   ここで地区予選のルールをもう一度。 1.…

北西地区予選2020

さて今年も始りました、10月の全英ブラスバンド選手権のための地区予選。 例年通り「イングランド北西地区」からです。   フォーデンズ、フェアリー、レイランドの「ビッグ3」がいるこの北西地区。 昨年も言いましたが、ビッグ3の他にも良いバンドが多く一番レベルの高い地区と言っても過言ではありません。   地区予選のルールは以下の通り。 1.…
,

コラム第13回がアップされました

  ありがたくもどうやら好評を頂いているコラム「音楽説法」の第13回がアップされました。 今回から私が自分で題字を書いた写真がアイキャッチ画像になっています。 …

Majestic Percussionのコンサートベースドラム

私がアーティストとして契約しているオランダのメーカー、Majestic Percussionのコンサートベースドラム(バスドラム)36インチが届きました。   バスドラムを探す際、色々試しました。 ADAMSの安いバスドラムに本皮張れば他のメーカーの最高級品買わなくても良い音がする、と信頼のある方から聞けたので、ドイツの楽器量販店のThomannから買おうとしたのですが Thomann「デカすぎて日本には送れません」 私「」 T「唯一の方法は、購入者自身でフレイト(重量貨物)の手配をして頂くことです」 ということでFedExやUPSなど複数の業者を探したのですが、   業者1「輸送料9万円です」 業者2「14万円です」 業者3「個人にはサービス提供してません」   私「」   というわけで個人輸入は諦めました。 とは言っても国内で買うとなると、どのメーカーでも40万前後は覚悟しなきゃいけない。 そこまで出して買うものでもないなぁ…と考えてる時にふと思った。   あ、Majestic…
,

ソロ・アンサンブル用のベースドラム

「クセナキスのルボンやりたい」 と思ったので24インチのベースドラムを導入しました。   ヤマハの小口径ベースドラム。メルカリで状態の良いものが売っていたので�…