西イングランド地区予選
さて、ヨークシャー、スコットランド、中部地区が終わり、次の舞台は西イングランド地区。
ここの最有力バンドはフラワーズ。次点がウッドフォールズ、その次にカンボーン。
ここ10年はフラワーズの一強状態で、2010~2019年の優勝回数はフラワーズ8回、ウッドフォールズが2回。
カンボーンは2009年に優勝して以来2位はあるが優勝無し。
今回も例年同様、フラワーズをどこかのバンドが止められるか?というのがこの西イングランド地区。
地区予選のルール再掲。何回もごめんね
1. 演奏曲は全バンド課題曲1曲のみ。今年はフィリップ・スパークの「A Tale As Yet Untold(未だ語られぬ物語)」。
2. 各地区上位2つのバンドは10月にロイヤル・アルバート・ホールで行われる決勝へ進出する権利を得る。
3. 昨年決勝で上位4つに入ったバンドはシード権を獲得し、無条件で今年の決勝に進出できる(しかし今年の地区予選には出る)。
4. 上記「3」による決勝進出確定のバンドが地区予選2位以内に入った場合、上記「2」の権利は3位以下に繰り下げられる。
去年の決勝でフラワーズは5位。惜しくもシード権を逃したため、決勝進出条件は上位2つに入るのみ。
クジ引きによる演奏順はこちら。
1. カンボーン
2. アルドボーン
3. SWコムズ
4. ボーンマウス
5. フラワーズ
6. ウッドフォールズ
7. セント・デニス
8. リドブルック
9. マイケルマーシュ
10. ヴァーウッド
11. フィルトン
カンボーンが一番最初。フラワーズとウッドフォールズは良いところに付けた。
さて、フラワーズを止めるバンドは現れるか、西イングランド地区予選結果はこちら。
順位 | バンド | 指揮者 |
1 | カンボーン | イアン・ポートハウス |
2 | フラワーズ | ポール・ホランド |
3 | フィルトン | エリック・ヴァンデコーク |
4 | アルドボーン | デイヴィッド・ソーントン |
5 | ヴァーウッド | ケヴィン・スミス |
6 | セント・デニス | ダレン・ホーケン |
7 | ウッドフォールズ | ロバート・チャイルズ |
8 | ボーンマウス | ハワード・エヴァンズ |
9 | リドブルック | グリン・ウイリアムズ |
10 | SWコムズ | サム・ヘアシン |
11 | マイケルマーシュ | メルヴィン・ワイト |
カンボーンとフラワーズが予選通過
演奏順1番にも関わらず優勝。
なんか今年こういうの多くない?
関連記事:スコットランド予選2020
中部地区予選2020
フラワーズは2位。3連覇はなりませんでしたが、決勝のシートは守りました。
余談だけど、フラワーズが一強状態になる前、チャンピオンシップ・セクションで2006~2008年に3回連続で決勝進出したマウント・チャールズというバンドが今2ndセクションにいるし
1996年まではサン・ライフというバンドが今のフラワーズのような一強状態で何連覇もしてたんだけど1997年に解散してるし
この地区は厳しい。
これまでの予選通過バンド一覧。
北西地区 | フォーデンズ |
フェアリー | |
ウェールズ | コーリー |
トリディーガー | |
スルイドコイド | |
ヨークシャー地区 | ブリッグハウス |
ブラックダイク | |
ヘップワース | |
スコットランド | ウィットバーン |
コーオペレイション | |
ボン・アコード | |
中部地区 | GUS |
デスフォード | |
西イングランド地区 | カンボーン |
フラワーズ |