全英選手権・審査員インタビュー日本語訳

ブラスバンドの本場のイギリスでは、4barsrest.comというブラスバンド専門ウェブサイトがあります。ここに各バンドのニュースやコンテストの結果などが全部載っていて、情報�…

オランダブラスバンド選手権・結果

さて、昨日の記事でオランダにもブラスバンド選手権があるよと書きましたが、そのコンテストが終わり、結果が出ました。 チャンピオンシップ・セクションの順位は以下の通り! 1.…

【結果】オランダ・ナショナル・ブラスバンド選手権(Dutch National Championships)

よっしゃぁ日付変わる前に投稿ギリギリセーフ   先日は「全英選手権(National Brass Band Championships of the Great Britain)」の記事がありましたが、他のヨーロッパの国にも、ブラスバンドの全国大会(National…

スネアドラムの木材

こんにちは。とりあえず毎日ブログを更新しよう、という事を思い立って数日書いてきました。そろそろ力尽きそうです。福原です。   ちょっと前の記事でスネアのスティックの材質についてお話ししましたが、スネアドラム自体も材質がそれぞれ違ったりしてるんです。 ここでの材質とは、「シェル」と呼ばれる胴体部分の事です。冒頭に載せている写真の、木の部分の事です。   材質は大きく3つに分かれます。 1.…

バンドの名前

前回の記事で「バンド名にスポンサーが入るよ」という話をしましたが、今回は少しその話を掘り下げていく形に致します。 イギリスのブラスバンドのそれぞれの名前は、だいたい「地域の名前」か「会社の名前」のどちらかが発祥です。 言ってしまえば、始まりが「会社のバンド」としてか「地域のバンド」としてかの違いですね。 一部を例に取り上げると、 会社の名前 ・フェアリー ・フォーデンズ ・ブラック・ダイク ・レイランド 地域の名前 ・グライムソープ ・ブリッグハウス などなど…。 会社のバンドとはいわゆる「会社の部活動」で、バンドの歴史が始まった当初は会社名そのものを使っていました ・フェアリー・アヴィエーション(飛行機部品製作会社) ・フォーデンズ・モーターワークス(自動車製作会社) ・ブラック・ダイク・ミルズ(製粉所) しかし、不景気とともにその部活動が廃止されて会社とは切り離されていくに従って、会社の固有名詞だけがバンド名として残りました。 しかし、もう一つ、バンドの名前が変わる時があります。 スポンサーがついた時です。 この場合、パターンが二つあります。 1.…

ロッチデール・コンテスト

こんにちは。日に日に寒くなってきましたね。皆さま、体調崩しておりませんでしょうか。 少し鼻と喉が風邪っぽくなってきました福原です。 まぁ、何かに集中すればそのうち治るよ(雲水理論)。 さて、前回の投稿で「ブラスバンドの世界には三大コンテストがある」と書きましたが、それ以外にも大小様々なコンテストがあります。 というかイギリスって勝負事が好きで、ブラスバンドでも毎月、時期によっては毎週、イギリスのどこかで何かしらのコンテストが開かれてます。 そのうちの一つ、「ロッチデール・コンテスト」。 正式名称は「NWABBAロッチデール」。 頭のアルファベットは北西地区ブラスバンド協会の略です。つまりこの協会が主催。 トップバンドが出るような大きなコンテストではなく、1stセクション〜4thセクションのバンドがエントリーしています。 カテゴリーは4つ。 ・チャンピオンシップ・セクション…

グライムソープとヴィルティオージGUSがブラス・イン・コンサートを棄権

こんにちは。今日は流石に長袖を着ている福原です。   ブラスバンドの世界には三大コンテストというものがあり、 1. ブリティッシュ・オープン 2. 全英選手権 3. ブラス・イン・コンサート 1と2は課題曲1曲のみの勝負に対し、3のブラス・イン・コンサートは30分の持ち時間で自由に曲目を組み、演奏の質だけでなくエンターテイメント性でも競うという少し色合いの違ったコンテストです。 今年は11月18日で開催まで1ヶ月を切っている今、出場バンドは準備を着々と始めている頃でしょう。 そんな時なのですが、2つのバンドが棄権するというニュースが入ってきました。 Grimethorpe…

リサイタルを開催するよ

こんにちは。すっかり涼しくなってきましたね。 日中はまだ暑く感じて半袖で出掛けたら、夜に気温が下がって後悔するということを毎回繰り返している福原です。 まぁ雲�…

スネアスティック

こんにちは。最近やっと涼しくなってきたと思ったら、また暑く、そうかと思ったらまた寒く…。 寒暖差理由にダルいダルい言って何もしてません。 さて、書くネタもそんなに無いので自分が使っている道具の紹介をしていきたいと思います。 今回はスネアスティック。 Coopermanという、ファイフとマーチング・ドラム等を作っているアメリカのメーカーです。 ファイフとは、軍楽隊で使われる横笛です。フルートに似てますね。また別の記事で詳しく書きたいと思います。 このCooperman(以下クーパーマン)のスティック、材質はパーシモン(柿の木)で作られてます。 普通はヒッコリーやメイプル(楓)、オークの三つの材質でほぼ作られています。 しかし、この柿の木、これら三つとは全く違う特徴を持っています。 それは、 ・重い ・強い ・高い(値段が) まず、重い。材質として一番メジャーなヒッコリーのスティックは大体60gくらいが平均だと思うのですが、このパーシモン、80g〜90gほど。 勿論モデルによって、その組み合わせによって重さは変わってくるのですが、この重さを他の材質で見つけようとしても、難しいと思います。 そして、強い。 私、このパーシモンのスティックを9年くらい前に購入したんですが、まだまだ現役。 イギリス時代にスネアのソロで酷使したり、ブラスバンドでも使って、勿論リムショットなども何度もしたりして。 少し凹みはするのですが、折れたり削れたりする様子無し。 最後に、高い(値段が)。 他の素材だと大体1000〜2000円ほどですが、このクーパーマン、6500円ほどします。 まぁアメリカの打楽器ショップで買えば半額くらいで ただ、重いスティックでスネアをしっかりと鳴らしたい!という方は、ぜひ試す価値はあるとは思います。 頑丈でちょっとやそっとで壊れないので、コスパも良いし。 ちなみに私の使っているモデルは、Greg…

全英ブラスバンド選手権決勝・結果

さて、昨日行われた「全英ブラスバンド選手権・決勝」。 結果が出ました。 イギリス全体から集まったトップ20バンドのうち、カップを掲げたのは・・・ フォーデンズバンド! 以前は日本人の稲葉さん、木村さんが所属していたバンドですね。 今は プリンシパル・ユーフォにゲーリー・カーティン ソロ・テナーホーンにジョニー・ベイツ など、最近トップ奏者たちがフォーデンズに移籍していました。 元レイランドのEb…