中部地区予選
さて、同日に行われた3つの地区予選の二つ目、中部地区予選。
この中部地区は、ヴィルトゥオージGUSバンドが2018年まで5連覇中で、2位には毎年入れ替わりでデスフォードやソレスビー、ジャガー・ランドローバーなどのバンドが入っておりました。
デスフォードはいわゆる「古豪バンド」で1980年代から1990年代初期にかけて黄金期を迎えたバンドでした。
1985年〜1986年には全英選手権で2位、ブラス・イン・コンサートで1位、ヨーロピアンで1位を攫っていき、1987〜1989年には全英選手権を3連覇。
間違いなく当時「トップ中のトップバンド」。
ただ、何故かブリティッシュ・オープンでは成績が振るわず、全盛期でも良くて5位、悪い時は16位などで、結局一度もブリティッシュ・オープンを制した事はありません。
話が逸れた。
さて、当日朝に決まる演奏順抽選結果はこちら。
1. ソレスビー・コリアリー
2. ラッシュデン・タウン
3. スパル・ソヴェリーン
4. フォレスターズ・ブラス
5. デスフォード
6. ジャガー・ランドローヴァー
7. ダーウェント・ブラス
8. ヘイサーン
9. ヴィルトゥオージGUS
10. ブリッドワース・ウェルフェア
11. ラトビー・コーオペレイティブ
12. ラングリー
この中部地区にもシード権を持ったバンドは無いので、予選突破条件はスコットランドと変わらず「上位2バンドに入ること」。
さて、5連覇中王者のGUSを引き摺り下ろすことは出来るのか中部地区予選2019、結果はこちら!
順位 | バンド | 指揮者 |
1 | デスフォード・コリアリー | マイケル・ファウルズ |
2 | ヴィルトゥオージGUS | クリス・ジーンズ |
3 | ラトビー・コーオペレイティブ | マライカ・グレイ |
4 | フォレスターズ・ブラス | ジョン・デイヴィス |
5 | ブリッドワース・ウェルフェア | サイモン・オーツ |
6 | ジャガー・ランドローヴァー | ナイジェル・シーマン |
7 | スパル・ソヴェリーン | トレヴァー・ジョーンズ |
8 | ラングリー | クリフ・パーカー |
9 | ダーウェント・ブラス | ジャック・キャプスタッフ |
10 | ソレスビー・コリアリー | イアン・マクエリゴット |
11 | ラッシュデン・タウン | アデレ・ハドソン |
12 | ヘイサーン | ジョン・ハドソン |
デスフォードとGUSが予選通過
デスフォード、王座奪還!
2012年以来の地区予選優勝です。
GUSは6連覇ならず。ただ、昨年末に6年間バンドを率いたアダム・クークがノルウェーのバンドに引き抜かれてしまったため、新しい音楽監督クリス・ジーンズで初めての地区予選。決勝進出の権利は死守しました。
北西地区 | フォーデンズ |
レイランド | |
ペンバートン | |
ヨークシャー地区 | ブラック・ダイク |
ブリッグハウス | |
グライムソープ | |
カールトン・メイン・フリックリー | |
スコットランド地区 | コーオペレイション |
ウィットバーン | |
中部地区 | デスフォード |
ヴィルトゥオージGUS |