フィールドドラム(テナードラム)
Gretsch(グレッチ)のフィールドドラム(もといテナードラム)が手に入りました。
1960年代の楽器となります。
年代物のためパーツが壊れておりそのぶん安く買えました。
しかし当然のことながら使うためには修繕が必要だったので、自分の手でやってみました。
まずはヘッドを取ってみます。
…?
取ってみます。
くっついてる…!!
なんとヘッドのフープが硬質ゴムのようなもので、劣化してドラムフープにベッタリ。
手で引きはがそうにも取れない。
しょうがないからヘッドのフープにハサミを入れて
粉々。
まぁ取れたからヨシ!
あとはドラムフープに残ったゴムを削り取ってフープは終わり。
だけど、このドラムの一番の問題はフックの一つが壊れていたこと。
しかもこのパーツが廃番になっており、eBay等で海外の中古を探すしかない。
このパーツ単体で売ってることはまず期待できなかったので、実はこのドラムを買ってから1年以上放置していました。
しかし今回、グレッチの現行パーツを見てみたらこの形のねじ受け部分が付いていないパーツが「バスドラムフック」として売られているのを発見。
これに何かねじ受けをくっつけたらいけるんじゃね?
というわけで実験。
コレらを
コレで
こうして
こう。
できた。
溶接ではなく接着剤だけど、取れる様子もない。さすが金属用。
そして響き線はマジェスティックのナイロンガットを付けました。
余ってたし、暗い音色がフィールドドラムにピッタリ。
傾かないように紐の結び方を工夫しました。
完成。