私の好きなブラスバンドの曲達・その2
さて、先日の「その1」に引き続き、今回は「その2」です。
関連記事:私の好きなブラスバンドの曲達・その1
一度にたくさんの曲を出してもドン引きされるだけなので、毎回2、3曲を紹介していきます。今回は3分のマーチと、20分のコンテスト・ピースの2つです。
※ジャンルのバランスもへったくれも無く、ただただ「この曲好き」というだけが基準です。
※今までブログに登場してきていない曲をなるべく出していきます。でも、既に登場済みのが出てきたらその時は「重複してでも出したいほど好きなんだな」と思ってください。
では、どうぞ。
ジュビリー (ポール・デュルーリー)
四分音符=140+のクイック・マーチ。冒頭から最後まで軽快に進んで行きます。
私も何度も演奏した事があり、中間部のグロッケンシュピールのフレーズを担当しました。
が、一回だけ、目を凝らさないと譜面も音板もよく見えない暗い場所で演奏した事があり、その時一音ミスしてめちゃくちゃ目立ちました(悪い意味で)。
曲の後の指揮者のトークで「ここは暗くて譜面が見えにくいから、ミスしても許してね」とフォローされ、その意味でも凄く思い入れの深い曲です。
ヴィタ・エターナ・ヴァリエーションズ (アレクサンダー・コミタス)
「全てのブラスバンド曲の中で、最も美しいメロディを持つ曲は何か?」というのには、いくつもの意見があると思います。
P. グレイアムの「エッセンス・オブ・タイム」と言う人もいるだろうし、E. グレグソンの「遠き日の思い出に」の名も出るかもしれない。
しかし、私はこの「ヴィタ・エターナ・ヴァリエーションズ」を推します。
20分というコンテスト・ピースの中でもかなり長い曲。
「ヴィタ・エターナ」(ラテン語で「永遠の命」)という題名からも示すように、「生命が終わっても魂は永遠に残り続ける」というテーマの元に書かれました。
冒頭に非常に美しいメロディは、作曲者のオリジナルのもの。
クライマックスではこのメロディが大音量で展開されます。
2012年 ヨーロピアン・ブラスバンド選手権の課題曲。
2014年 ブリティッシュ・オープンの課題曲にも選ばれました。
こちらの動画はクライマックス〜ラストまでの2分間。
どうかこれだけでも聴いてください!いやホント、損はしませんから!マジで!
「ヴィタ・エターナ・ヴァリエーションズ」が入ったCDはこちらから。
ヨーロピアン・ブラスバンド・チャンピオンシップス2012 ハイライト