演奏本番後の練習

関連記事:本番前にやること

上の関連記事は「本番前の練習」ですが、今回は本番が終わった後の練習です。

3日連続の演奏本番という修羅場が終わり、ほっと一息ついて今日は溜まりに溜まった洗濯・掃除を行いました。

大きな演奏が終わったのだから、練習は一休み…と行きたいところなのですが、私の個人的な意見としては、大きな演奏が終わった直後こそ練習することが必要だと思っています。

というのも、「大きな演奏の直後が、一番色々な事に気付いているから」です。

特に今回のように短い期間でたくさんの曲を練習する場合、とりあえず本番に間に合わせる事が第一になるので、なかなか「自分の技術の向上」には目が向きません。

つまり本番前というのは、「今自分自身が持っているもの」で闘うしかないのです。

持っている技術を駆使して臨むのであって、「新しく何かを習得する」期間ではありません。

そして、演奏後には色々な反省点があります。
「ここが出来なかったのはコレコレが足りなかったからだけど、本番までには修正する時間が足りなかったなぁ」などなど。

なので、演奏直後というのは「時間的に余裕ができて、更に反省点が一番良く見えている時」なので、新しい技術を習得しやすいタイミングです。

なので、私は「演奏後こそ練習すべき」という意見です。

ちなみに私は左手が沈んでしまう傾向にあり、それゆえ細かい連符で大きなミスを連発したので、当分はそれを課題にして練習します…。