毎年10月にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて行われる、イギリスの一年の中で最も重要なコンテスト、「全英ブラスバンド選手権」

 

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このコンテストには、各地区の予選を勝ち抜いたバンドが出場できますが、そのための予選がこの2月末より始まりました。

 

幕開けとなるのは、イングランドの北西地区。

フォーデンズ、レイランド、フェアリーが「ビッグ3」と君臨していますが、他にも良いバンドが多く、一番レベルの高い地区と言っても過言ではありません。

 

ブラスバンドのコンテストでは、演奏順を決めるための抽選は当日の朝に行われます。

抽選の結果がこちら。

フェアリー2番目
レイランド9番目
フォーデンズ10番目

 

演奏順が早過ぎると印象が薄くなり不利になるので、フェアリーは少し運に見放された形。

フォーデンズは昨年のロンドンでの決勝で優勝しており、今回は結果如何に関わらず決勝に行けるシード権を持っています。

 

なので、予選突破条件は「フォーデンズを除いた上位2つに入ること」。つまり3バンドが決勝へ行けるこの北西地区予選、結果はこちら!

順位 バンド 指揮者
1 フォーデンズ ラッセル・グレイ
2 レイランド トーマス・ワイス
3 ペンバートン・オールド・ウィガンDW ベン・ディクソン
4 フェアリー ギャリー・カット
5 ワードル・アンダーソン・ブラス シーン・コンウェイ
6 ミルンロウ デニス・ハドフィールド
7 TCTCグループ ジェフ・スパークス
8 ウィンゲイツ ポール・アンドリュー
9 オールダム(リーズ) ジョン・コリンズ
10 VBSポイントン スティグ・マースク
11 アッシュトン – アンダー・ライン フィリップ・チャーク
12 フレックルトン ジョン・ピアソン

フォーデンズはシード権

レイランドとペンバートンが予選通過

 

1位はフォーデンズ!

 

さすがの昨年度決勝王者、シード権を持ってはいましたが地区予選でも1位。

 

そのため「上位2つ」は繰り下げられ、2位のレイランドと3位のペンバートンが予選通過。

レイランドは2年連続、ペンバートンは2011年以来の決勝進出となりました。

 

しかし、なによりフェアリー予選落ち。

先述のように「ビッグ3」のうちの一角であり、毎年その3バンドで予選通過を争っていたので、まさかの結果。

2013年以来の予選落ちです。

ちなみにその2013年、私もフェアリーの一員でした。その時の課題曲の「ハーモニー・ミュージック」は未だにトラウマです

というか、結果が出ても「え、これ嘘の結果で、本当の結果はこれから発表されるんだよね?」としか思えなくて、しばらく現実を受け入れられなかったのを覚えています。

まぁ、私はその夏にレイランドに移籍して決勝に出ましたが。

 

数年振りに波乱が起きた北西予選地区。

次は来週のヨークシャー地区です。