このブログでは非常に珍しい、仏教に関する話です。

「僧侶兼打楽器奏者」だから、たまにはいいよね。でも珍しすぎて「仏教」のカテゴリーを今作った。まさかの初仏教話。

 

去年末から今年の初めにかけて少し話題になった、法衣(僧衣)の話です。

法衣の一番上の色は古くは紫衣だったけど、今は緋色。

では、「緋色の衣はいつ頃出てきたのか?」という疑問。

 

調べてみたら、「緋の衣」というリンゴがあり、これは明治時代にアメリカから導入されたリンゴとの事。

戊辰戦争に敗れて当時は不毛の地だった蝦夷(現北海道)の開拓を命じられた元会津藩の人達が、極寒の地でやっとの事で実らせたこの「緋の衣」。

名前の由来は、幕末に会津藩主の松平容保(まつだいら かたもり)が孝明天皇から「緋色の衣」を頂いたことから。昔は紫衣や緋衣は天皇から下賜されるものでした。

とりあえず、「緋色の衣」は幕末には既に存在していたようです。

詳しい登場時期はもう少し調査が必要。

 

江戸時代初期(1627年、寛永4年)に「紫衣事件」が起こったので、少なくともその頃までは紫衣が一番上だったはず。

(紫衣事件とは、徳川家が天皇より上になった象徴的事件。詳しくはこちらのWikipediaで。)

 

疲れたから今日はここまで。