ブラスバンド何から聴けばいいのかガイドライン【ソロ編】

 

前回の記事でブラスバンドの曲をいくつか挙げましたが、今回は各楽器のソロを取り上げていきます。

これも、ブラスバンドの歴史の中で重要な曲だとか、これ抜きではこの楽器は語れない、とかでは無く、「こういう曲をコンサートでよく演奏するよ」という感じで挙げてみました。


1.【コルネット】 – バンドの顔。コンサートマスター的な立ち位置(以下、カッコ内は作曲者)

コンコード (ロイ・ニューサム)

 

2.【ソプラノ・コルネット】 – バンドの中で一番高い音域を担当

フラワーデイル (フィリップ・スパーク)

 

3.【ユーフォニアム】 – コルネットと並ぶバンドの顔

ルール・ブリタニア (ジョン・ハートマン arr. デンツィル・ステファンズ)

 

ナポリ (ヘルマン・ベルステッド arr. ジェフリー・ブランド)

 

3.【フリューゲル・ホルン】 – 甘い音色が特徴

サンチェスの子供達 (チャック・マンジョーネ arr. レイド・ギルジェ)

 

O Holy Night – 途中トランペットに持ち替えてるけど

 

4.【テナーホーン】 – バンドの中間部を担う

ロンド・カプリチオーソ (サン=サーンス arr. オーウェン・ファー)

 

5.【バリトンホーン】 – ユーフォニアムより硬く、明るいサウンド

白鳥 (サン=サーンス arr. ハワード・スネル)

 

6.【トロンボーン】 – 吹奏楽やオーケストラでもお馴染み

ファンタスティック・ポルカ (アーサー・プライヤー arr. キース・ウィルキンソン)

 

7.【 E♭ベース】 – 低音楽器だけどソロもやるよ

チャールダーシュ (ヴィットーリオ・モンティ arr. アンドリュー・ダンカン)

 

8.【B♭ベース】 – バンドの最低音部を吹くけど(稀に)ソロもやるよ

トゥー・バ・ドゥー (ジェイコブ・ラーセン) – EbベースとBbベースのデュオ

 

9. 【パーカッション】 – 主にザイロフォンでソロをやるよ

フライング・マレッツ (リークス・ファン・デル・フェルデ)

恥ずかしげも無く自分の動画貼っちゃうよ!


さて、いかがでしたでしょうか。

全楽器を挙げてみましたが、やはりコンサートでソロ曲をやることが多いのは圧倒的にコルネットとユーフォニアムですね。どちらのソロ曲も無い、というコンサートをしたことは記憶が無いくらいほぼ必ずやります。

YouTubeには色々なソロ曲の動画が上がっておりますので、ぜひぜひ検索してみてください。

私のソロもあるよ!