さて、ブラスバンドの文化は今やイギリスだけでなく他の国にも輸出されています。

 

ドーバー海峡を挟んだ向こう側、フランスも例外ではありません。

 

しかしまぁご存知の方もいらっしゃるとは思いますがフランスとイギリスは100年も戦争するくらい仲が悪く、今でもお互いバカにしあっています。

そのせいなのかイギリスの文化はフランスに馴染みにくく、ブラスバンドもフランスにある事はあるけどやってる人が少ない。

と言うわけで人が少なければバンドが少なく、レベルも上がらない。なのでヨーロピアンではあまり良い成績を残せなかった、というのが今までのフランスのバンドでした。

 

しかし、2018年のヨーロピアンにてフランス代表の「オー・ド・フランス・ブラスバンド」が自由曲にて98点(100点満点中)を叩き出し、上位争いに名乗りを上げました。

課題曲が89点と振るわず合計点数は187点、最終結果は6位となりましたが、4位、5位のバンドも187点と同点だっただけに惜しかった。(同点の場合は、課題曲の点数が高い方が上位となる)

 

このフランス・ナショナルに勝てば来年2020年のヨーロピアンへの出場権が得られ、去年は「パリス・ブラスバンド」が優勝してました。

というか今までのフランス・ナショナル、この「パリス・ブラスバンド」が8回中7回優勝。ちなみにその優勝できなかったのは2017年で、理由は「棄権」。つまり演奏すれば必ず勝ってた。

要するにフランスの絶対王者。

 

さてそんなフランス・ナショナル、今年はどうなったでしょうか!

結果!

 

順位 バンド 指揮者
1 オー・ド・フランス ルーク・フェルトメン
2 パリス・ブラスバンド フローレント・ディダイアー
3 ブラスバンド・ド・リヨン ユリアン・ロー

 

 

オー・ド・フランス遂に奪首。

 

2017年以来の勝利ですが、前述の通り2017年は絶対王者のパリス・ブラスバンドが棄権だったため、その絶対王者とまともにやりあって初めての勝利。

 

というわけで2020年のヨーロピアンにはオー・ド・フランスが出場することとなりました。

 

それにしても他の国と比べて出場バンドが少な過ぎませんか。